
日々言葉を扱うライターが、どんな本を読んでいるのか気になりませんか…?
今回はライターが集まるオンラインコミュニティ「ライター組合」(以下、ライ組)のメンバー3人が、「2020年読んだおすすめ本」を紹介します!
そして、最後には「ライ組」運営者で凄腕ライターである佐々木ゴウさんの2020年読んだおすすめ本も紹介します。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
Contents
リサーチのコツがわかる本
まずは我謝かおりさんです。過去に新聞記者の経験がある我謝さんがおすすめするのは、情報を扱うプロが書いた本です。
情報を扱うプロの心構え、詳しいリサーチのやり方、報告書の書き方などライターにも役立つ内容。情報との向き合い方も参考になるので一読の価値ありです。
正確な情報をもとに記事を書くことは、ライターにとって基本中の基本です。やっているようでいて、まだまだ情報が足りないことがしばしば。時間ばかりかけてしまうこともあります。
そんな私なので、早速買いました。楽しみ。
集中力をアップできる本
続いてはしまこねこさんのおすすめ本です。
エッセンシャル思考をおすすめする理由は、集中力を高めるやり方がかんたんだから。やらなくてはいけないことの中から、たった一つ「いま、やること」を考えて決める。あとは全力でやるだけというシンプルさです。
この本は有名なので知っている人が多いかもしれません。(私も読みました。マンガで)
集中力がなく悩んでいたしまこねこさんが、この本を読んで具体的にどのように工夫するようになったかも書かれています。
本を読む前に読む本
最後は私つっきーです。
何かを学びたいと思った本を読む前に読んでほしい本です。私はこの本を読んで、読書へのハードルが下がった気がします。積ん読が多くて困っている人にもおすすめ。
小説や物語を読むときにはあまり使えないかもしれませんが、ビジネス本を読むときにはぜひまずこの本を読んでほしいです。
【番外編】佐々木ゴウさんおすすめ本3冊

ライ組運営者ゴウさんにも、2020年に読んだおすすめ本を聞いてみました!
ゴウさんは、2020年に改めて読んだ本を含めて3冊紹介してくれました。ありがとうございます!
基本スキルが身につく本
『具体と抽象』(2020年改めて読んだ本)
これはもう何度でも読みたいし読んでいる本なのですが、超おすすめです。
目的に合わせて、情報の構造や整理をする本で、表紙やタイトルに比べて中身が意外と読みやすい。 この技能は、ライティングにおいても、それを抽象化した「デジタルマーケティング」においてもめちゃくそ重要です。
とりあえず何かいい感じの本読みたいと思ったら、全ビジネスパーソンこれ読んだらOKですってレベル。
ライティングのためのマーケスキルが身につく本
『デジタルマーケティングの定石 なぜマーケターは「成果の出ない施策」を繰り返すのか?』
『事例で学ぶ BtoBマーケティングの戦略と実践』
2020年は「デジタルマーケティングの理解を深めて、それをライティングに活かす」というテーマがあったので、それ関連です。
両方とも「webマーケティングの全体感」が掴みやすいです。 あと、結局(SEO)ライティングは、大きくいうと「デジタルマーケティングの一部」。後工程や全体像を把握していると、それに貢献する記事づくりができるので、いわゆる「できる」ライターになりやすいです!おすすめ!
ライターだからといって、ライティングだけのスキルアップを見ると埋没しやすい。(みんなやってるので) クライアントや読者にとっても、全体に一貫したメッセージを添えてくれるライティングは素敵。
だから、全体像や大きな目標を見据えて、それに貢献する手段としてのライティングをしよう!
まとめ
ライ組メンバー3人とゴウさんがおすすめする本を紹介しました。
私は『具体と抽象』を初めて読んだときはなかなか理解できず、途中で本を閉じていました。マンガや図解が使ってわかりやすそうでいて、私にとっては難しかった…。
でも、時間が経って改めて読んでみたら理解できる部分が格段に増えていました…!
「難しいな…」と思う本があっても、しばらく寝かせてから読むと理解できるようになっているかもしれませんね。
皆さんも気になる本があったら、ぜひチェックしてみてくださいね!