【体験談あり】在宅でライターをしたい!始め方を紹介
子どもがまだ小さいし、家で仕事できたらなぁ…
ブログは書いたことがあるけど、それでライターなんてできるかしら…?

「家で仕事ができたら…」と思ったことはありませんか?

もし、自分でブログやSNSをしている人なら、「ライター」に興味を持っている人もいるのではないでしょうか?

在宅ワークや内職など、家で働く方法はいくつかありますが、今回は、そのなかのひとつ「ライター」の始め方を紹介します。

ライター歴1年3ヶ月の私が、経験をもとに解説していきますね。

「在宅でライターをしたい!」始め方って?

ライターの仕事はさまざまな種類がありますが、Web上の記事を書く仕事が特に多くなっています。

普段、何かわからないことがあったときに、ネット検索したことはありませんか?その検索結果に出てきた記事を書くのがライターです。

ブログのように、自分の意見を書くことはほぼなく、クライアントさんの求める記事を書いていきます。

ライターを“始めること”は簡単です。

お金をかけることなく始めることができますし、特別な資格も必要ありません。

では、どのようにしたらよいのか始め方を解説していきます。

在宅ライターを始めるために必要なもの

では、まず在宅ライターを始めるために必要なものを確認しておきましょう。

必要なものはたった2つです。

・自分専用のパソコン

・インターネット環境

ひとつずつ確認していきましょう。

自分専用のパソコン

ライターをするなら、パソコンは必須です。そして、「自分専用」であるとよりよいです。

スマホじゃダメなの?
長い文章を書くし、パソコンでしかできない作業もあるから、ライターを仕事にするならスマホでは厳しいよ。

ライターは文章書くだけではなく、画像を選んだり入稿作業をしたりすることがあります。スマホだと時間がかかるだけではなく、そもそもパソコンでないとできないことも。

ライターとして仕事をしていきたいのであれば、パソコンは必要です。

また、パソコンが家族共有の場合もあるでしょう。最初は共有でも問題ありませんが、「使いたいときに使えない!」となると不便です。

自分用のパソコンの購入を検討しておくことがおすすめです。

インターネット環境

安定したインターネット環境も必要です。自宅のWi-Fi環境を確認しておきましょう。

すでに家でパソコンが使えるなら、ライターを始めるのに初期費用はかからないということ!

在宅ライターを始めるために必要なスキル

ライターとして稼ぐためにあると必ず役立つものは、「経験」と「資格」です。

もちろん、「SEOを意識した文章が書ける」「専門分野、得意分野を持つ」など、あったほうがよいスキルはあります。

そして、「基礎的な日本語力」も必要です。ライターは、適切な言葉で文章を書くことが求められるからです。また、文章のねじれや誤字などもないことが望ましいです。

でも、それよりも役立つのが「経験」です。あなたの経験はすべて仕事につながると思ってよいです

職歴や恋愛経験、趣味…

思わぬ経験が役に立つことがあるので、ライターを始めるときは、そんな自分の経験を書き出してみるのがおすすめです。「こんな経験があります!」とアピールすることも大切なのです。

そして、資格を持っていることも役立ちます。そのことについて専門的な知識があるという証明になるからです。

もし、「これからこのジャンルで書いていきたい!」というものがあるのなら、関連する資格を取ってみるのもよいでしょう。

あなたの経験はすべてコンテンツになるよ…!

未経験でも仕事を取る方法

気になるところは「未経験でも仕事を取れるの?」だと思います。結論、取れます。

未経験・初心者でも仕事が取りやすいのは、以下の2つです。

・クラウドソーシング

ランサーズ」や「クラウドワークス」が有名です。私も使っています。

・ライター募集しているサイトなどを探す

「ライター募集」で検索すると多くのサイトが出てきます。Twitterでも見かけますよ。

仕事を取りやすいのは上記の2つですが、仕事を取るために必要なのが「文章を書けるという証明」です

“実績ゼロ”だと、採用する側も不安になるもの。自分のブログやGoogleドキュメントでもかまいません。「私はこんな文章が書けます!」というPRができるよう用意しておきましょう。

在宅ライターになるメリット5つ

私が実際在宅でライターをするようになって感じたメリットは以下の5つです。

在宅でライターをしてよかったこと

1.仕事をする時間を自由に設定できる

2.子どもの急なお休みにも焦らない

3.行事などで休み調整のストレスがない

4.がんばった分だけ実績につながる

5.いつでも「おかえり」と言える

ひとつずつ解説していきます。

仕事をする時間を自由に設定できる

在宅のライターだと、仕事をする時間を自由に決められます。始業時刻ももちろんないので、「今日は買い物行くから10時半くらいから仕事しよう」などと自分の予定と合わせられます。

また、「今日はなんだかしんどい…」「ちょっと横になりたい」というときは無理せず休めます。(納期前は多少無理しますが。。)

子どもの急なお休みにも焦らない

「朝起きたら熱がある…!」「園からお迎え要請が来た…!」そんなときでも焦らず対応できます。

職場に謝りまくる必要もありません。

「熱はないけれどなんだか様子おかしい」と思ったら、迷わず休ませることも可能。「園から電話が来るかもしれない」と冷や冷やしながら仕事をすることがありません。

本当に子どもは急に熱を出す…!

行事などで休み調整のストレスがない

子ども関連の行事やイベントはもれなく参加したいもの。しかし、会社に勤めていると早めに休み申請を出さないと、休みが取れなくなってしまうこともあります。

私も会社に勤めていた時は、自分が休みたい日に他の人も希望を出していると、休むためにいろんな人にお願いしなければならず大変だった記憶があります。

ライターならそのストレスがありません。その日休むためにスケジュール調整したり早めに納品したりしています。

時間があると思われて、役員とか何かとまかされてしまわないよう気をつけて…!

がんばった分だけ実績になる

最初実績が少ないうちは大変ですが、がんばればそれが実績となり、次の仕事へとつながります。より高い単価がもらえるようになることも。

がんばればがんばっただけ、報酬や実績として結果が目に見えるので楽しいですし、「もっとがんばろう!」と思えます。

自分の力で稼ぐ力をつけられるというのは大きい…!しかも、場所を選ばないので転勤族の人にもおすすめ…!

いつでも「おかえり」と言える

これは小学生になってからの話ですが、家で仕事をしているので、帰ってきたら「おかえり」と言えます。

帰ってきた様子で「今日はなんだか疲れているな」「ご機嫌だからいいことあったのかな」などわかります。そして、子どもが何か話したいときは話を聞けますし、ひとりでお留守番をすることもないので安心。

学童も入るのが難しかったり合わなかったりする場合があるので、先を見据えても在宅で稼げるようになっておくのはおすすめ!

在宅でライターをするデメリット3つ

メリットを紹介しましたが、デメリットもおさえておきましょう。私が思うデメリットは以下の3つです。

在宅でライターをするデメリット

1.自宅が仕事場だからいくらでも仕事ができてしまう

2.集中することが難しい

3.引き受けた仕事は何があってもやらなくてはいけない

ひとつずつ見ていきましょう。

自宅が仕事場だからいくらでも仕事ができてしまう

在宅ライターの仕事場は“家”です。そのため、自分で時間を決めないと、いくらでも仕事ができちゃいます。

「子どもが寝ているすきに…」「子どもがテレビを見ているうちに…」と仕事をしたり、睡眠時間を削って仕事をしたりと、毎日が仕事ばかりになってしまうことが。

そうならないためにも、“Myルール”を決めておくのがおすすめです。例えば「急ぎの案件は受けない」「夜は仕事をしない」などです。

手が離れてくると「家にいるのに子どもとの関わりが少ない」なんてことになる可能性も…!仕事ばっかりにならないよう注意…!

集中することが難しい

ライターを始めるにあたって、自分の作業部屋を持てる人はなかなかいないと思います。子どもの様子を見ながら仕事をしなければならないこともあるでしょう。

すぐ近くでテレビを見ていたり、「ねーねー、おかーさん!」と話しかけられたりすることもあるでしょう。そんな状況なので、なかなか集中できません。

どうしても集中できないときはあきらめて、夜や早朝など集中できる時間を作りましょう

少なくとも納品前の最終チェックは、しっかり集中したいところ!

引き受けた仕事は何があってもやらなくてはいけない

ライターは時間や働く場所に融通がきく仕事ではありますが、納期は守る必要があります。

「体調が悪くて思うように執筆が進まない」「子どもの看病でなかなか仕事できない」ということは出てくるでしょう。そんなときでも、受けた仕事はきちんと納品しなくてはいけないのです。

もちろん納期に間に合いそうにないとわかった時点で、クライアントさんに連絡を入れ、納期を延ばしてもらったり本数を減らしてもらったりなどお願いすることもできます。

しかし、「受けた仕事はきちんとやり切る」ということを忘れないようにしましょう

「間に合わないから誰かに仕事を代わってもらう」みたいなことは基本できないと思っておこう。

【体験談】未経験でも在宅ライターになれた!私の始め方

私はブログをずっと書いていましたが、ライターは未経験でした。

クラウドソーシングで仕事を探して提案するも、実績がないこともあり、なかなか採用には至らず…。

そこで、ライターのためのオンラインコミュニティ「ライター組合」や本などでいろいろ学びました。

まずは、クラウドソーシングのシステムに慣れるためと、ちょっとした実績を作るために、アンケートなどのタスク案件を3件ほど。

その後は「文字単価1円」の案件を狙って、あちこちに提案文を送りました。

文字単価が1円未満の安すぎる案件には手を出さなかったよ…!

すると、とある地域メディアの記事を書くことが決まったのです。

実績のない私が採用された提案文で意識したことは「いかに自分が役立てるか」ということでした。

私はその地域に住んだことはありません。しかし、好きで何回か旅行に行っていました。そのため、土地勘があり場合によっては実際見た体験を元に書けると書きました。

また、その地域出身の友人が何人かいたので、必要であれば友人の口コミがもらえるとアピールしました。

それに加えて、とにかく私が大好きな地域だったので、「書きたい!」という熱意が伝わったのかなと思います。

大好きな場所だから、調べるのも書くのも楽しかった!あきらめずチェックしていると自分に合う良い案件に出会えるかも!

ありがたいことに継続していただき、そこから提案の採用率も少しずつ上がってきました。8ヵ月ほどたったころから、提案することはほぼなくなりました。直接声をかけていただいた案件で手いっぱいなのです。

今は声をかけていただいたお仕事で喜んでもらえるように日々がんばっています!

ちなみに、私がライター初心者のときに参考にしたサイトや本のおすすめはこちらです。

ライター未経験者・初心者におすすめサイト

ゴウ・ライティング

「ライター組合」の代表、佐々木ゴウさんのサイト。

初心者・未経験でもわかりやすく解説されています。

ライター未経験者・初心者におすすめ本
頑張ってるのに稼げない現役Webライターが毎月20万円以上稼げるようになるための強化書【電子書籍】[ 吉見夏実 ]
価格:1485円 (2020/10/3時点)楽天で購入

「20万以上稼げるようになる」とありますが、「月3~5万程度稼ぎたい」という人にもおすすめです。

クラウドソーシングでどのように仕事を獲得していくかなど解説しているので参考になりますし、具体的な提案文やメール文が紹介されているので、すぐ使えます。

「クラウドソーシングでどうやって仕事をもらうの?」というところのイメージもつきやすいので、最初にざっと読んでおくとスムーズに進められますよ。

Twitterやnoteなどで、ライター向けの有益情報を発信している人も多くいますので、チェックしておくのもおすすめです。最新の傾向や情報を知れますよ。

在宅ライターの始め方をおさえてトライしてみよう

在宅でできるライターの始め方を紹介しました。デメリットもありますが、私にとってはとても合っている働き方だと感じています。

最初、採用されるまでが一番大変です。でも、そこを乗り越えると採用されることが増えてくるので、「なかなか採用されない」ということは減るでしょう。

そして、少しでも価値のある文章を提供するために、学び続けることも大切です。

ライターは初期費用がほぼなく始められるので、気になっているのならぜひトライしてみてください。

一緒にがんばりましょう!

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